食べることが生きることの基本であるならば、
子どもたちの成長は空腹が満たされた先にあり、
「給食」をきっかけに学校へ通い
将来への希望を持てるようになることは、
その国の未来をひらく礎になります。
一人でも多くの子どもが通学を通して食べて学び、
すこやかで明るい未来を見いだせるように。
あなたの力を、子どもたちに貸してください。
紛争や極度の貧困に苦しむ国や地域の多くでは、子どもたちにとって国連WFPの提供する給食が、一日の中で一度きりの「栄養のある食事」です。コロナ禍の危機的な現状からその先へ。子どもたちの栄養状態と健康を守ることが、飢餓の撲滅に向けてまず必要なことです。
「学校へ行けば、給食を食べて勉強ができる」給食は多くの地域で、就学率を上げるための何よりも有効な手段となっています。それが識字率の向上や社会・経済の発展につながり、その国の未来を変えていきます。新型コロナウイルスの影響でこの好循環を止めてはいけません。
社会規範や慣習により女子の就学率の低い地域では、女の子に追加の持ち帰り食料を渡して就学を後押しします。これにより、男女問わず就学の「機会の平等」を保障します。アフターコロナの未来、誰一人取り残さない社会を実現するための礎が、学校給食支援なのです。
1,730 万人
2019年に国連WFPが60カ国で学校給食を提供した児童の数
10 米ドル
1米ドルの学校給食への投資が及ぼす経済効果
卒業した国 44 カ国
国連WFPの学校給食支援の最終的な目標は、各国が自立した学校給食を実施できるようにすることです。私たちが過去約60年間の活動で支援してきた国々の数は100カ国以上、このうち1990年以降にその国独自の学校給食へと移行した実績は44カ国に上ります。
2011年にラオスで出会った子どもたち
2016年には成長した子どもたちに再会できました
2011年、当時8歳だったラオスのパンちゃん(写真中央)は、国語が大好きで、給食を食べて元気に学校に通っていました。
そして2016年に13歳になったパンちゃんは学校給食についてこう振り返ります。
「小学校では毎日給食を食べることができたので、ちゃんと勉強ができたと思います。将来は学校の先生になりたいです。」
2019年、国連WFPは世界の1,730万人の子どもたちに学校給食を届けました。
一人でも多くの子どもが学校へ通って将来を切り開けるよう、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
*国連WFP活動⼀例。地域やプログラム、為替レートによって変動します。
子ども1人に1年間、栄養たっぷりの学校給食を届けることができます。
栄養たっぷりの学校給食を、333人の子どもたちに届けることができます。
栄養たっぷりの学校給食を、1,000人の子どたちに届けることができます。
©WFP/Ratanak Leng
国連WFPは、飢餓と貧困をなくすことを使命とする国連唯一の食料支援機関です。
災害や紛争時の緊急支援、栄養状態の改善、学校給食の提供などを活動の柱に、2021年も過去最多の1億3800万人の支援を目指します。
皆さまからのご支援で2020年ノーベル平和賞を受賞しました。
国連WFPとは、国連機関であるWFP国連世界食糧計画と、
それを支援する認定NPO法人である国連WFP協会という二団体の総称です。
国連WFPへのご寄付は、国連WFP協会(認定NPO法人)が窓口です。
国連WFP協会へのご寄付は税制上の優遇措置が受けられます。